2004-03-24
つづき。
阿寒国際ツルセンターを出てからは釧路側に出て海沿いに野付半島を目指す…というルートを進もうとしたのですが、あまりに時間がかかりそうなので断念。根釧原野を横断するルートにしましたが、渋滞など全くなく順調にかっ飛ばしたにも係わらず野付半島に到着したのは日没直後。やっぱり広いよ北海道。というわけで野付半島の観光はできませんでした。オホーツク海の潮の流れによって造られた日本最大の砂嘴(「さし」と読む。水曜どうでしょうファンには『試験に出る石川・富山』でおなじみ、か?)で、大部分を砂丘草原と湿地原で占められるその風景は必見だとお薦めされていたのですが、残念。
で、網走に着いたのは午後8時近く。カニっぽい夕食を食べたら即爆睡。何か今回の旅は夜更かししないなー。カニの天ぷらは美味かったです。
3日目というか最終日は飛行機の時間の関係であまり遠出できないので、網走市内で観光。つっても今年は暖冬で流氷が既に離れてしまい船で近くまで行くのは無理とのことなので、お約束の博物館網走監獄やらオホーツク流氷館やらを襲撃。
ここで再確認。私はてっきり博物館網走監獄がある場所が元々の刑務所の場所で、現在の刑務所は移転後の場所だと思っていたのですが、そうではないんですね。つーか、今現在網走刑務所が稼働しているかどうかの認識もいい加減でしたが。まあ、刑務所不足が問題となっているのに廃止になるわけはないのですが。
普通の観光も終わったので最後に昼飯でも食べようかと、また軽い気持ちで観光ガイドを鵜呑みにして『かにの大内』というお店へ行ったら、えらく簡単な店構えの中に水槽だけあって、とても食事をできるようには見えませんでした。聞けば店のすぐ隣にある、これまた簡単な小屋で買ったカニをその場で茹でて食べることができるとのこと。「店にある中で一番大きなズワイガニ、一万円でいいよー」と言われても普段カニを食べない私は高いか安いかさっぱり判りません。他のメンバーも頭の上に疑問符が出ていたのですが、私の「三人で一万円だったらいいでしょう、食べましょうよ」のひと言で決心。そして食事。
今までの人生に絶望する程美味い!
何でもここのカニは本当に有名で、テレビ局は一通り来ているとか。つーか、大泉&安田も来たそうです。お店の方によると大泉はとにかく『うまい!』って叫んでいたとか。そりゃそうでしょう。確かに美味かったよ、ここのカニ。次来る時は、一人で一匹食べたいなぁ。
そんなわけで最後の最後まで北海道にやられっぱなしのまま、自宅へのお土産に6500円の毛ガニを抱えて飛行機で女満別から羽田へ。あー、本当に美味かった。
今回の旅は思ったよりも写真が撮れずその点に関しては残念ではあったのですが、それでも北海道を満喫できた旅になりました。次の旅行は7月上旬に宮古島(またか)を予定しているのですが、晩夏か秋にまた北海道にも行きたいなー。