人生こればっか

2008年08月19日 [サークル自爆メカ 活動報告]

【2008年夏アレ終了/クイック・ジャパンVol.79】

 というわけで、夏コミもどうにか終了いたしました。スタッフおよび一般・サークル参加された皆様、お疲れさまでございました。そしてこの狂気のイベントにお付き合いいただいた消防・警察・救急関係の皆様、ありがとうございました。行けなかった方、行くのを諦めた方、それもアリです。いくら三日目が一日目や二日目に比べて格段に過ごし易い気候だったとは言え、『人風呂』状態だったのは紛れもない事実です。また冬にでもお会いしましょう。

 で、話は変わって『クイック・ジャパン79 (Vol.79)
クイック・ジャパン79 (Vol.79)

トップ特集は『アメトーーク』ですが、もちろん『君は「ウラ関根」ワールドを見たか!? 関根勤インタビュー』が目的で購入。たった4ページだし我々リスナーにとっては普通の内容なんですが、せっかくなので。

 しかし『天心モナカ』が最終回か、少し残念。僕的には初めて、『クイック・ジャパン』で「読める」漫画だったので。ていうか、どうして『クイック・ジャパン』って載ってる漫画がつま
しばらくそのままでお待ち下さい


らないんでしょうかね、格好つけて漫画評論してるくせに(結局言うんかい)。まあ『クイック・ジャパン』をたまにしか買ってないから、「たまたま」つまらない漫画が乗っている号しか読んでないのかも知れませんね!

2008年08月14日 [コサキン]

【カンコンキンシアター22感想/明日からコミケ】

明日からコミケです。が、部屋の掃除ばっかりして準備が進まない…。何でそんな念入りに部屋の掃除をしているかについては、後日。

【勤根関】のコサキン本は
15日(金)【中波の光】西せ-02b
17日(日)【色物技研】東メ-05b
に委託予定です。新刊がありますのでどうぞよろしくお願いいたします。

【自爆メカ】は東パ-32aです。こちらもよろしくお願いいたします。既刊の『キミキス』本だけでなく久々に『Lの季節』本の在庫も持っていきますよ。






 さて、今年のカンコンキンですが。僕が見に行ったのは8月10日の日曜日、公演3日目。少し内容がこなれてきても良い頃ですね。以下、雑感を。がっつりネタバレ有りますのでそのつもりで。


















◆新宿世界音楽祭(オープニング)
去年のような出演者の大半が最初から舞台上に登場しているというスタイルではなく、従来の音楽祭スタイルに逆戻り。初っ端からがっかり。音楽祭ネタはテンポが悪いし、何より頭数のために無理矢理ねじ込んでいる出来の悪いネタはカンコンキンで「確実に辛い」ポイントなのです。それが去年は無くなったので感激していたのですが、残念。
そして去年までと違うんだなあとオープニングで実感させられたのは、観客席側から登場したのがルーではなくてウド君だったということ。ウド君は良い子なのでお客さんを目の前にしてもあまり「暴れている」という感じがしないのですが、まあ他に任せられる人はいないでしょう。

◆剛州よりお礼の言葉
カンコンキン20周年記念ネタその1。これはお客様に対して、剛州がお礼の言葉を『噛まずに』読み上げるというコーナー。自分で書いた文を、しかも暗記ではなく原稿を読みながらという甘々の条件ですが、進行担当の天野君により常に最高に緊張した状態を維持された剛州は1~2行で噛んでしまうのでした。

◆ユウジとシゲル
いつもの関根さんとラッキィによるセクハラインチキ詐欺コントですが、構成を複雑にした割に(一度客のフリをして難癖をつけてから退場し、今度は保健所の「方」から来たとして再登場する)時間が短かく、展開が早すぎていつもより更に強引でした。只でさえ滅茶苦茶なコントなのですから、完成したフォーマットは崩さない方が良いのでは。

◆ボイスステーション『絆』
女子高生姿の店員(増島さん)が客(森君)の書いた文をアニメ声で読み上げるというサービス店のコント…というか、ただ単に森君が自分が考えた言葉を新人の子に読んで貰って興奮するコーナー。
萌え産業(ああ、この言葉使いたくねー)に疎いカンコンキンシアターにしては、妙にリアルな出来。森君の欲望の勝利。

◆ウド先生
すっかりおなじみ、ウド君が女子校の先生になったら…というウド君の妄想をコント化したもの。上の「ボイスステーション『絆』」と違い長いコントとして成立しているのはやはりウド君の腕があってのこと。また、今回は麻里ちゃんがどさくさに紛れてウド君に「スケベ」「ハゲ」「山形に帰れ」と悪口を言うのも見所でした。麻里ちゃんのSっぷりに一部のお客さん大喜び。
尚、このコントは「有川校長登場(そして死亡)編」があるのですが、そこでは麻里ちゃんは「バナナマン日村」のモノマネを披露。スゲエ。

◆西田たか子の芸能界を斬る!
今年はいまいち…。

◆ミヤネ屋
関根さん演じる大槻教授が、江原啓之(坂爪くん)・韮澤潤一郎 (岩井くん)・細木数子(剛州)と対決するというネタ。しかし大槻教授は何故かマギー司郎になったりつぶやきシローになったりケントデリカットになったり鳥越俊太郎になったりしてしまうのでした。
個人的に残念だったのは、剛州が江原啓之ではなかったこと。まあ、剛州の細木数子も雰囲気あったし、ネタ的にも剛州は適任だったとは思うけど、やっぱり江原啓之もやってほしかったなぁ。
あと、実は「ミヤネ屋」を見たこと有りません。中村嘉夫さん、せっかくモノマネしてくださってたのに、元ネタの宮根誠司知りませんでした。ごめんなさい。

◆チンコニオ猪木ショー
いつもの、ラッキィの下ネタショー。えー、これに限らずこの日のお客さんはなんか駄目で、笑いが薄いだけならまだしもいちいち「やだー」とか「きたない」とか声に出して言う人がいて、ラッキィはやりにくそうでした。千秋楽じゃない昼公演は、普通の人(?)が多いのでしょうかねぇ。

◆インタビュアー
相変わらず素晴らしい出来。そしてヒドイ。

◆カラオケ教室
毎度お楽しみ、晋介さんと玉寄さんのホモコント。今回はタイムリーな三善英史ネタ。ちょっと短かったのですが、出来は完璧。ていうか、三善英史似すぎ。

◆抽選会
しゅく君が演じる田代まさしと記念写真。撮影は井川君演じるなぎら健壱。抽選は二つ隣の席があたり。惜しい。

◆休憩前
剛州が新人2人に「あの人誰?」「知らない」と言われて「…休憩!」。このコーナーは無くならないといいね、剛州。

◆関根さん進行のミニコーナー
今年でシアターアプルが閉館になることについて触れ「来年のカンコンキンは1月5日に日生劇場で開催…失礼! これは藤原紀香さんの舞台でした。いきなり主演とは…失礼! 何の実績もないのに…失礼! スタイルが良いだけ…失礼!」
「去年一番ウケたのは、欽ちゃんのマラソンに関するコメントでした。考えたネタよりウケるとは…」と、苦笑。その上でマラソン応援当日、一人だけ泣かなかった話と感想と後日談も披露。いいのか?

◆漁火兄弟
三善英史「雨」の替え歌で「穴」。そして去年も大好評だった林さんの当て振りも登場。これはもう毎年恒例で良いよね?

◆ミス福留功男の娘
まあ、普通。

◆サンドイッチマン
天野君と有川先生によるモノマネ。意外と劇似。

◆引力と戦う男
カンコンキン20周年記念ネタその2。まさかこのネタが復活するとは。最高。

◆少子化防止隊
おそらくラッキィがネタを書いていると思われる、毎年恒例の女優だけによるコント。西田によるビンタシーンが爆笑。何であんな独特のタイミングを生み出せるかなぁ。

◆ホストの花道2008夏
これもお楽しみ、飯尾君を天野君がイジリ倒すコント。そしてとうとうチアガール姿やシャワーシーンまで披露した平子君はどこに行こうとしているのか。

◆ラッキィ池田のスケベな話
去年に続いての登場。ラッキィの「こんなスポーツを思いつきました」というトーク内容からそのまま次のコント「パンティーゴルフ」へ。
トーク内容が最低なのと、サイコロの目がラッキィしか出ないようになっているのも去年と同じですが、今年は「靴下のスケベな折り方」を披露。お見事。客はまた余計な悲鳴を上げていましたが、無視無視。

◆オーシャンズ20JAPAN
カンコンキン20周年記念ネタその3。映画撮影という定番設定で関根さんのモノマネがオープニングと同じ千葉ちゃんだったので「あれ? いつもは変えてくるのに…」と思ってたら、撮影シーンが変わる毎に宇津井健・藤岡弘・加山雄三・斉藤清六・大滝秀治をメイクを変えて演じるという、生のコントではかつてない大サービスでした。さすが20周年。また、声だけのモノマネでは青木功・輪島功一・水森亜土・ボビーオロゴン・ジュンス・ペリー等を披露。そして、バラバラでの撮影に大滝さんが不満を言い全員が揃うことになると、関根さんが演じていたキャラクターを劇団員が代演して登場。麻里ちゃんの千葉ちゃんは相変わらずバッチリですが、ラッキィの宇津井さん、坂爪君の輪島さんやウド君の清六さんもなんか馴染んでました。一方、剛州の加山さんに無理があるのは当然として、天野くんの藤岡さんはもうどうしようもない感じ。そして西田の青木さんは萬田久子にしか見えないと言うオチ。
まあ全体的にダラダラとしたコントでしたが、関根さんが演じているキャラクターが勢揃いするという展開は『大甲子園』的で楽しかったですよ。

◆プライベート裁判
まあ、これは相変わらず。どうしてみんなあんなにネタがあるんだろう…。

とまあこんな感じで。いくつか抜けているところもありますが、雑感ですのでご勘弁を。
去年の出来が最高だったので今年はちょっと出来が荒い感じがしましたが(僕が観に行った日はお客さんも良くなかったのもあるかな)、まあ新人さんも存在感を示していましたし、若手も(あんまり若手じゃないけど)面白かったし、来年も楽しみです。って、来年どうなるの? どこで演るのよ!

2008年08月11日 [日記ではない]

コミックマーケット準備委員会より緊急のお知らせ

コミックマーケット準備委員会より緊急のお知らせ
URL http://www.comiket.co.jp/info-a/C74/C74Oshirase.html

既にご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、とても重要なことですので転載させていただきます。

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コミックマーケット準備会からの緊急のお知らせ

2008年8月8日
コミックマーケット準備会
共同代表 安田かほる 筆谷芳行 市川孝一
【緊急告知その1】参加者の手荷物確認等のお願い

<協力のお願い>

 今回のコミックマーケット74において、危険物の持ち込みを防ぐため、参加者の手荷物確認を行うことになりました。法律・条例に違反するもの、コミックマーケットのルールに基づく持込禁止物は、持ち込みできません。準備会スタッフ・警備員による確認にご協力をお願いします。

 なお、持ち込み禁止物については、「コミックマーケット74カタログ」8ページを参照下さい。違反した場合、該当する物品などは没収し、以後返却には応じません。没収に応じていただけない場合、入場をお断りさせていただきます(諸注意部分については、ネット上からも参照可能です)。

 手荷物確認に併せて、警備体制も強化されています。不審人物や不審物についてお気づきの点があれば、些細な内容でも構いませんので、お近くの準備会スタッフまでお声をおかけ下さい。

<手荷物確認実施の経緯と説明>

 7月以来ネット等でのコミックマーケットへの脅迫行為が複数ありました。加えて、昨今の様々な事案がある状況において、当局より手荷物確認の実施について強い指導があり、残念ながらこのような対応を取らざる得ない事態となってしまいました。

 これまで、準備会は「参加者は全て平等であり、可能な限り誰でも受け容れる自由な表現の場」として、コミックマーケットを運営してきました。参加者の安全を確保した上で、参加者の自主性を尊重したできる限り規制の少ない形での開催に努めてきました。したがって、今回の対応については、参加者の安全確保・コミケット開催の継続のためには必要な措置と考えておりますが、本当に残念でなりません。

 コミックマーケットのサークル参加申込書セット内の「コミケット・マニュアル」2ページの「コミケットの理念と目的」のおいて、以下の記述があります。

「(前略)コミケットに参加の意思を持つサークル、人全てを容認し、受け入れていくよう努力しなければなりません。物理的限界へ挑戦する意志を準備会は持つことになります。(但し、他人に迷惑をかけたり、妨害、場の運営に支障をきたすような意図を持っての参加はお断りします。)」

 過去、2000年に開催された「リゾコミin沖縄コミケットスペシャル3」において、開催を妨害する行為を行った人間が主催するサークルの参加を、お断りしたことがあります。物理的な理由以外でサークル参加をお断りしたのがこのときが初めてで、準備会としては大きな決断でした。そして、今回、このような事態を引き起こすきっかけとなった行為を行った者に対しては、毅然とした対応を取ることになるでしょう。準備会にとって再び大きな決断を下すことになります。参加者の皆さんのご理解をいただけるようお願いいたします。


【緊急告知その2】開催期間中の一部エスカレータ運用停止のお知らせ


 8月4日に東京ビッグサイトにて発生したエスカレータ事故に関連して、会場より、以下のエスカレータについては、コミックマーケット開催期間中の運用を停止する旨の連絡がありました。

西ES3号機(通称:西展示場1-4エスカレータ)
会議棟ES4号機(通称:会議棟3-6エスカレータ)
 コミックマーケットは、来場者数が非常に多いため、従前より、他イベントよりもエスカレータの運用に係わる安全対策に留意して参りました。今回につきましても、事故のないように運用していきます。

<上記エスカレータ運用停止の影響>

 西ES3号機につきましては、そもそもコミケットにおいては、開場時から参加者数の一段落する昼頃までは導線として利用しておりませんでしたので、停止における影響は軽微です。
 会議棟ES4号機につきましては、今回よりコミケット側が男子更衣室、会場側が有料休憩室として運用する会議棟6Fへの主導線として利用する予定でした。これらについては、会議棟エレベータを主導線に変更する予定です。


【情報伝達のお願い】

 開催までの残り日数は非常に少ない状況です。また、「コミックマーケットカタログ」「コミケットプレス」といった準備会既存の紙メディアは今回既に発行済の状況であり、これらを利用した情報伝達はできません。つきましては、皆さんには本情報の紹介をお願いします。

ネット関係
 →本文章へのリンクをお願いします。
書店等小売店さん関係
 →本文章の全文掲示をお願いします。
 事前になるべく多くの方に情報を伝え、当日の混乱を極力減らしたいと思いますので、皆さんのご協力をお願いいたします。

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以上です。一般参加・サークル参加・企業参加を問わず、コミックマーケットに参加をされる方は上記内容の周知にご協力お願いいたします。

2008年08月02日 [日記ではない]

【コサキン本を入稿/バットマン最新作『ダークナイト』】

 昨晩、勤根関の夏コミ用新刊のコサキン同人誌を入稿いたしました。
 今回は勤根関が落選してしまいましたので、(金)西せ02b『中波の光』と、(日)東メ05b『色物技研』に委託させていただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

 で、バットマン最新作『ダークナイト』を先行上映で観て参りました。最後、少し涙ぐんでしまいました。バットマン、あまりに切なすぎる。

 アメリカンコミックを代表する人物でありながら、異端者でもあるバットマン。しかしそれでも、この映画の中ではいつも通りに丸腰で悪を砕き、マントで夜のゴッサム・シティーを跳び、バットマシンで駆け抜け、ペントハウスで女性を愛する。それが我々が知っている、そして我々が愛するバットマンなのだから。
 しかし同時に、我々がよく知り、我々が思っている以上の狂気を纏った男がゴッサム・シティーに存在する。それはジョーカー。バットマンがゴッサム・シティーのために存在するとしたら、ジョーカーはバットマンのために存在する。
 バットマンはジョーカーと対峙し、ジョーカーの罠を破る。だが、罠を破るまでの少しの間にも、人々は傷付き、新たなる災いはもたらされ、バットマンの心を痛めつける。ジョーカーの罠は一つではない。執拗にゴッサム・シティーと市民を襲う。何故ならば、バットマンがゴッサム・シティーと市民を守っているからだ。
 そして最後にバットマンが失うものは、バットマンの決心は。それを目の当たりにすることは「理想のバットマン」と「バットマンの理想」を知る我々には、あまりに切ない。

 世界最大の映画ランキングサイトで『ゴッドファーザー』や『ショーシャンクの空に』を飛び越えて『ダークナイト』が一位になってしまったと聞きましたが、それも十分納得できる内容でした。『ダークナイト』、おすすめです。久々に映画館で何度も観る映画かもしれません。子供向けではありませんが…。





 おまけのお話。『ダークナイト』を見る前に『ゲットスマート』の予告編を何の予備知識もなく初めて見たのですが、すぐに『それ行けスマート』のリメイクだとわかった自分を褒めてあげたいです。TV版を一話見ただけなんですけど、大好きなんですよ『それ行けスマート』。どうせなら映画タイトルも『それ行けスマート』でやればいいのに。ああ、すっげぇ楽しみだ! …あれ? ひょっとして皆さん『それ行けスマート』をご存じない? そうですか…。

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