人生こればっか

2006年12月22日 [日記ではない]

【『カンニング竹山 生はダメラジオ』2006/12/22 OA】

 『カンニング竹山 生はダメラジオ』が面白いという話を以前から聞いていたので、数ヶ月前からPodcastingで4月の放送開始分から順に試聴していました。そして先週、最新のPodcasting版まで聴き終わったので、いよいよ毎週きちんと放送を聴こうとトークマスターの予約リストに『生はダメラジオ』を加えました。

 しかし僕が初めて聴く『生はダメラジオ』は、図らずもそれまで視聴してきたものとはまったく違う放送となったのでした。そう、二年近くの闘病の末に亡くなった相方の中島について竹山が語る放送になったのです。

 印象的だったのは竹山が終始、極度に落ち込むような様子を見せず、相方の死という事実を正面から受け止めて語っていたことです。「非常に悔しいけれど、仕方がない。中島も無念だろうけど、二年間一生懸命戦った上で力尽きたんだと信じたい」「前から状況を知っていたので心構えができる期間があったので、皆さんが心配しているよりは大丈夫です。大丈夫じゃないけど、大丈夫です」「俺に出来ることは、働くことだ。自分がカンニング竹山として働くことで、みんなが中島を思いだしてくれるようにすることだ」「(俺を)可哀想な目で見るのはやめろ。可哀想なのかもしれないけど、可哀想じゃないから」と。

 そして「中島が治療に専念できるように病状について本当のことを言わなかったのが結果として嘘を付いていたことになってしまい、関係者各位とファンの皆様に申し訳なかった」と実に申し訳なさそうに語っていた竹山に、男気を感じました。普段の放送でも竹山がリスナーからの質問に対して真面目に答える姿に彼の真面目で誠実な人間性を感じていましたが。竹山、本当にいい奴だ。

 まあ、本来の『生はダメラジオ』は下ネタ企画満載で実にくだらない、真っ当に竹山らしい番組なのですけどね。また来週から、竹山らしい放送を楽しみにしています。

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