ハルク・ホーガンさん
『原付東日本縦断』シリーズはもちろん本編も面白いのですが、前枠後枠のプロレスシーンもバカバカしく面白いのでつい何度も見てしまいます。でも、あんなに固い地面の上でプロレス(ごっこ)なんて危ないから、よい子は真似しないように。約束だよ。というわけで、第二夜に登場したハルク・ホーガンさんとプロレス技「アックスボンバー」についてちょっと。
ハルク・ホーガンさんはリングネームの元ネタ「超人ハルク」に負けない迫力を持った筋肉と201cmの身長を持つ、アメリカンプロレスの80〜90年代を代表するレスラーです。日本でも絶大な人気を誇り、またアントニオ猪木氏を失神させて新日本プロレスの掲げる最高峰タイトルであるIWGPの初代王者に輝いたことでも有名です。そして、そのアントニオ猪木氏を失神させた技が「アックスボンバー」なのです。
アックスボンバーは第一夜で登場したスタン・ハンセンさんのウエスタンラリーアット(ラリアット)とよく似た技ですが、腕の状態と当てる場所に違いがあります。ウエスタンラリーアットは腕を真っ直ぐにした状態で首を狙って当てますが、アックスボンバーは腕を曲げた状態で、首ではなく顔面を狙って当てます。そしてこれが重要なのですが、アックスボンバーを使うときは「アックスボンバー!」と叫んで相手におみまいするのです。
もしあなたがonちゃんにウエスタンラリーアットやアックスボンバーを仕掛けるときは、この点に注意しましょう。これも約束だよ。