【実は、次のやつの中身は用意したけどまだ埋めていないのです】
1994年10月10日、漫画関係の友人の発案でタイムカプセルを埋めました。内容は、どんな社会になっているかとか仲間の誰が結婚しているかなどの未来のことを予想したアンケート、雑談を録音したテープ、カラオケの様子を録画したビデオ、漫画描きの人による当時の画力を駆使した美人画、タバコや酒や飴、その他諸々。それらを詰め込んだタイムカプセルを埋めてから10年が経過し、埋めてある友人の家に集まって掘り出したのが、これ。
…何か描いてあるんですけど。
10年の歳月は人の記憶を簡単にあやふやにしてくれるものでして、埋めてある場所や深さが微妙に認識とずれていて探し出すのに一苦労したり、掘り出してみたらカプセルに書き込みがいっぱい入っているのをみんな忘れていて絵描きのメンバーが「こんなバカなものを描いたのは俺じゃない」「いや俺でもない、アンタだ」とバカ行動のなすり合いをしたり。開封してもどういうつもりでタイムカプセルに入れたかよくわからないものまで出てきて、ずっと笑いっぱなしでした。雑談は下品すぎる内容が予想されたのでその場で聴けなかったし。
そしてまた新しいタイムカプセルに入れる中身の準備をしてその日はお開き。10年後にまた集まったとき、今回と同じように大笑いしながら開封できると良いですなぁ。
ちなみに、2004年に森繁が死んでいないと予想していたのは私だけでした。10年前の俺、スゲー。