人生こればっか

2002年12月05日 [日記ではない]

12/05/2002 12:00:00 PM

 この前、中華料理屋で注文した定食が予想外に量が多く、苦労して食べていたら鼻血が出た(本当)。

 というわけで、いくつかのサイトで評価の高かった「イリヤの空、UFOの夏」を読んでみました。最近各方面で大評判だったので読んでみた「マリア様がみてる」が私にとってはそれほど面白い作品ではなかった(私は姉が二人いる関係で小さい頃から少女漫画を読む機会が多かったので、こういう少女向け作品も結構好きなはずなのですが)ので、その後読んだ「イリヤ」が評判以上の面白さでものすごく嬉しかったですよ。詳しい説明は省きますが、オタク世間で『萌え』とか言われている要素が物語後半の展開の踏み台にすぎない、というのが特に、もう。一応『ライトノベル』というジャンルなんだけど、全然ライトじゃなかったよ。

 あと、ちょっと「成恵の世界」に似ていると思いました。宇宙(UFO)とか人付き合いの悪いヒロインとかそういうわかりやすい部分ではなく、日常のすぐ向こう側にあるはずの「敵」が存在するという現実に対するうっすらとした不安とか、そういうところで。「イリヤ」の方がぜんぜんハードなんだけどね。

 とりあえず、この作家さんの作品は読んでみたいと思います。ちょっと怖いけど。平気でヒロインを殺しかねない雰囲気があるから。

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