11/02/2000 12:00:00 PM
はい、妄想のお時間です。今日のテーマはリーフの新作ソフト『誰彼(たそがれ)』です。
このソフト、12月頃(今冬かな?)発売予定にもかかわらず、11月発行のリーフのファンクラブ会誌にすら全く情報が載ってないんですねぇ。でも、通販は受付開始とか。発売を数ヶ月後に控えたソフトがタイトルしか発表になっていないというのは、ちょっと変だと思われませんか? 私は思ってるんですよ。変。変。
で、変だと思ったついでに、私は『誰彼』は宣伝に長い時間を必要としない作品なのではないか、と考えているのですが。そう、例えば、既に有名な作品の続編とか、リメイクとか。
しかし『誰彼』のタイトルや、数少ない情報源である雑誌広告の黒ずくめのデザインから考えると、リーフの作品でもっとも有名な『ToHeart』の続編である可能性はゼロと言っていいでしょう。あまりに、イメージが違いすぎます。同様の理由から『WHITE ALBUM』や『こみっくパーティー』なども考えられないでしょう。『まじかるアンティーク』に至っては、出たばっかりじゃん。無理無理。
一方、『ToHeart』より前に発表されたリーフの作品は暗めの作品も多く、『誰彼』の持つイメージに近いものがあります。その中で『雫』はリーフの出世作であり暗い雰囲気もぴったりですが、続編を作るのに適しているかどうかを考えると候補としては弱いと思われます。物語としては完結していて、続編を作る余地が少ないのです。『ナイト雀鬼』はプレイしたことがないのですが、『ナイトライター』という続編的作品があるので、該当しないでしょう。
で、『痕』。この作品は物語も暗めな上、キャラクターたちの「その後」や過去(前世)への関心がファンの間で強く、続編を望む声が多い作品です。また、雑誌広告には「その人は、時代を超えて逢いに来た」「俺の血は何者だ」「永遠に生きる樹が、あるという」と、転生ものである『痕』を連想させるコピーが書かれており....どう? それっぽいでしょ?
こんな感じで『誰彼』が『痕』の続編もしくはリメイクだったらいいなー、と妄想してますが、果たして。まあ、どうせ発売日は延びるんだろうなー。
【追記】
まさか『誰彼』があそこまで駄作扱いされることになろうとは、当時は想像もしなかったなぁ。え、プレイしたのかって? いえいえ、当時雑誌に付いていたデモ版を見てすぐに目が覚めましたよ。まったく、さっさと情報公開していてくれたら、いらん期待をせずにすんだのになぁ。